日本財団 子ども第三の居場所の説明会に参加しました

皆さんこんにちは!理事の田中です。

先日、日本財団様の募集されている「子供第三の居場所事業」の説明会に参加してきました。

子ども第三の居場所とは?

第三の居場所、直訳すると「サードプレイス」一瞬スターバックスがよぎってしまいますが、、

子どもたちにとって、家でも学校でもない第三の居場所を提供するのがこの事業です。

なぜ第三の居場所が必要なの?

日本では現在「子どもの貧困が問題になっています」経済的に豊かだと思われてきた日本ですが、子どもたちの16.3%、実に6人に1人が貧困状態にあるという衝撃的なデータが厚生労働省から発表されました。2015年には13.9%に改善されたものの、依然として約280万人の子どもたちが貧困状態にあります。
さらにひとり親家庭の子どもの貧困問題は深刻で、2人に1人が貧困状態。先進国の中でも最低の水準だと言われており、満足な食事を食べられない子どもたち、ほぼ毎日一人でご飯を食べている子どもたちも数多く存在しています。

そのような状況に対応するために行政はこれまでの数年間「学童保育」の整備を進めてきました。しかしながら学童保育だけではカバーしきれないニーズがあるということが近年見えてきました。

そこで提案されたのが、放課後~夕食を終えるまでの時間、包括的に子供たちをケアする「子ども第三の居場所事業」です。学童、学習支援、子ども食堂を一体にして運営するような居場所作りを目指す事業です。

どのようにニーズのある子供たちに届いていくの?

この事業においては地域コミュニティとの連携が欠かせません。行政、学校、地域の民生委員さん、その他たくさんの方々と手を取って、支援の輪を広げていく必要があります。

私たちラブネイバーズもこの「子ども第三の居場所事業」を立ち上げて、私たちの町には、ひとりぼっちで夕食を食べる子どもを一人も残さない、そのような未来を実現していきたいと考えています。

今ラブネイバーズが取り組んでいること

ラブネイバーズでは現在、この事業立上げのため、町田市行政との話し合い、日本財団への申請準備、民生委員さんをはじめ、同じ町内の方々への協力の呼びかけなど精力的に活動しています。

皆様もぜひ、お心に覚えて支援の輪に加わってくだされば感謝です。

また進捗をご報告しますので、お楽しみに。

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